フィンランド到着から一晩明けて、最初に向かったのはオタニエミです。
カンピのバスステーションからバスで20分くらいだったと思います。
真っ先にここへ行く日本人って、かなり少ないでしょうね・・・。
オタニエミにはヘルシンキ工科大学(2010年1月よりヘルシンキ芸術デザイン大学、ヘルシンキ商科大学と合併しアアルト大学として正式発足)があり、ここにいる恩師の研究室を案内して頂きました。
ちなみにオタニエミの他、ハカミエミ、カイサニエミ等、○○ニエミ(niemi)という地名がたくさんありますが、岬という意味だそうです。
海に面したヘルシンキで少し出っ張っているところは、大抵語尾にニエミがつきます。
オタニエミの地図は下の写真のようになっています。
ここに、ヘルシンキ工科大学の他、国立の研究所やノキア等の企業が集まって、学園都市的な場所になっているとのことです。
下の写真は、バス通りからオタニエミを移した写真。
左端の切れてしまっているのがノキア本社。ビル群の中に日産の名前もありました。
こちらは、アルヴァ・アアルトがデザインしたヘルシンキ工科大学の代表的な建物。
キャンパス内は建物以外にもアアルトがデザインしたものがいくつかありました。
ヘルシンキを訪れていた人の一部はアアルトに関するお勉強をされている方のようでしたが、そういう目的でヘルシンキへ行くのであればオタニエミは一見の価値有りです。
学生さんが作った?モニュメント?このモニュメント?が被っている帽子は、ヘルシンキ工科大学の卒業生にとっては誇りなのだとか。
学生自治村は大学も介入せず自由に自己管理されているとのこと。
ヘルシンキ五輪の選手村が、そのまま学生自治村、学生寮として活用されているとのこと。
フィンランドの大学は最低限の暮らしが出来るくらいの給料?が出るらしく、自治寮に何年も居座る人もいるようです。学生結婚も多く、夫婦用の学生寮もあるらしいです。
この後は、先生のお宅へご招待頂き、ホームパーティ。フィンランド最初のディナーは、洗練された料理は滞在中行ったどんなレストランより美味しかったです。
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