こんにちは!EOSで撮る風景写真 のブログを運営しているfujiです。
山口市南部は山口県の中心部に位置し、山口県内のどこからでもアクセスの良い地域です。
この記事では山口市南部の桜について、素敵な撮影スポットをご紹介していきます。
其中庵のオゴオリザクラ
明治から昭和初期に活躍した俳人の種田山頭火が晩年を過ごした其中庵(ごちゅうあん)が復元され、無料で開放されています。
其中庵の直ぐ裏手の山側に、山口市指定天然記念物のオゴオリザクラがあります。
オゴオリザクラはヤマザクラの一種で、山口市の小郡地区に固有の桜です。
ヤマザクラは一重が一般的ですが、オゴオリザクラは八重咲きで、花弁は15枚前後、おしべが約50本あるとされています。
鰐鳴八幡宮 (小鯖八幡宮)の桜並木
鰐鳴八幡宮は平安中期に宇佐八幡宮から勧請されたとされる歴史のある神社です。
春になると参道の両脇にある桜の木が花を咲かせ、ピンク色のトンネルになります。
参道には桜の他、彼岸花やオニユリ等も季節ごとに花を咲かせます。
一の坂川の桜並木
大内氏24代・大内弘世の治世時代、現在の山口市中心部に京都を模した街作りがなされました。
山口市中心部は京都の街と同様に盆地状になっており、西の京とも言われています。
一の坂川は山口市の中心部を流れ、京の鴨川に見立てられています。
一の坂川の川岸には約200本のソメイヨシノが植えられていて、訪れた人の目を楽しませてくれます。
夜になると、ライトアップも実施され、夜桜も楽しむことが出来ます。
旧山口藩庁門の桜
山口県庁の入り口に、旧山口藩の藩庁門があります。
藩庁門は、明治維新の最中に計画され明治3年(1870年)に建てられもので県の重要文化財に指定されています。
藩庁門前には桜があり、歴史ある藩庁門に彩りを添えています。
中郷八幡宮の桜
中郷八幡宮は大内弘貞公が宇佐八幡宮から勧請したという由緒を持つ神社です。
小高い丘の上にある神社で、参道沿いに桜が植えられています。
境内の端、坂を登り切ったところにある桜が見事です。
吉敷川沿いの桜とSLやまぐち号
山口線は大歳駅と矢原駅の間で吉敷川を渡ります。
吉敷川の川沿いには桜が植えられていて、千代丸橋から眺めると満開の桜が咲く吉敷川を渡るSLやまぐち号を見ることが出来ます。
岩屋山地蔵院の枝垂れ桜と八重桜
岩屋山地蔵院は山口市の南部・秋穂地区に位置しています。
山陽花の寺二十四か寺のうちの1つ6番札所となっております。また、秋穂88ヶ所霊場の83番札所にもなっています。
境内には四季折々の花が植えられており、キレイな花が参拝する人たちの目を楽しませてくれます。
駐車場付近から上を見上げると枝垂れ桜がたくさん植えられているのを見ることが出来ます。
また、県内のソメイヨシノが見頃を終えた4月中旬に訪れると色とりどりの八重桜が出迎えてくれます。
ミツバツツジやシャクナゲもあり、境内を一周すると幸せな気持ちさせてもらえます。
まとめ
この記事ではオゴオリザクラからソメイヨシノ、八重桜等の多彩な桜のある山口市南部をご紹介しました。
山口県には素敵な桜がたくさんありますので、是非足を運んでみてください!