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pSLCタイプのSDカード「プログレードデジタルCOBALT」がオススメ

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こんにちは!EOSで撮る風景写真のブログを運営しているfujiです。

風景写真では一期一会の素晴らしい景色を撮影することも多く、写真のデータを記録するメディアの信頼性がとても大切です。

SDカードは一般的によく使用される記録メディアですが、実はいくつかの種類があり信頼性などに違いがあります。

この記事では高い信頼性とリーズナブルな価格を兼ね備えたSDカードである「プログレードデジタルCOBALT」についてご紹介します。

SDカードの種類

写真データを記録するメディアであるSDカードではNAND型フラッシュメモリと言われるタイプのメモリが使われています。

NAND型フラッシュメモリはセルと言われるところにデータを保存するようになっており、より細かく分類すると、以下の表に示すようなものがあります。

SLC Single Level Cell 1つのセルに1ビットの情報を保存。信頼性が高いが高価。
MLC Multi Level Cell 1つのセルに2ビットの情報を保存。比較的信頼性が高いが、やや高価。
TLC Triple Level Cell 1つのセルに3ビットの情報を保存。信頼性は一般なレベルだが、広く普及しており入手し易い価格。
pSLC pseudo-SLC MLCやTLCを疑似的にSLCのように使用することで通常のMLCやTLCよりも耐久性が高く書き込み速度も速い。価格もSLCよりは安価。

pSLCタイプがオススメ

私は某大手メーカーのSDカードを使って来ましたが、SDカードの書き込みエラーが発生したことをキッカケにSDカードを真剣に選び直し、pSLCタイプのSDカードに切り替えていくことにしました。

pSLCは「pseudo SLC」の略で、擬似的にSingle Level Cell(SLC)のような挙動をするNANDフラッシュメモリを使ったカードのことです。

SLCは高速で信頼性が高い一方、コストが高く容量が小さいという欠点がありますが、pSLCはSLCの欠点を克服しつつ、高速な書き込み・読み出しが可能なメモリになっています。

pSLCタイプのSDカードは、一般的なSDカードよりも高速な書き込み・読み出し速度があるため、デジタルカメラやビデオカメラなどの高速なデータ処理を必要とする機器での使用が推奨されています。

pSLCタイプと明示されたSDカードを製造しているメーカーは限られていて、SANEAST製とプログレードデジタル製のものが一般に販売されています。

私は信頼性重視でプログレードデジタル製のものを選択しました。

プログレードデジタル社について

プログレードデジタル社は、高品質のプログレードのSDカードを販売しています。

メモリーカード、カードリーダー、メンテナンスソフトウェアなど、さまざまな製品を提供しています。

同社の製品は、ハイエンドのデジタル一眼カメラを使用するプロの写真家のニーズを満たすものになっています。

プログレードデジタルCOBALTの開封レビュー

プログレードデジタルのSDカードは紙製の小さなパッケージに入っています。

パッケージを開けた様子は下のような感じで、地球環境に配慮した簡素な包装です。

昨年から使用していますが、今のところはメモリ書き込み不良などのトラブルには出会っておらず、快適に使用することができています。

プログレードデジタルCOBALTの入手方法

高い信頼性とリーズナブルな価格を両立したプログレードデジタルCOBALTは大手家電量販店などでも販売しておらず、流通経路がAmazonに限られるので注意が必要です。

プログレードデジタルが流通経路をAmazonに限定している理由については、プロ写真家の菱田さんがYouTubeで紹介されているので、是非見てみてください。簡単にご紹介すると、①ユーザーとの直接コンタクト、②コスト削減による適正価格という理由だそうです。

プログレードデジタル以外のpSLCタイプ

pSLCタイプであることがオープンになっているSDカードとしては、プログレードデジタル以外にSUNEASTやNextorageなどがあります。

まとめ

この記事では信頼性の高いSDカードである「プログレードデジタルCOBALT」についてご紹介しました。