こんにちは!EOSで撮る風景写真 のブログを運営しているfujiです。
2022年の桜シーズンもいよいよ各地で満開を迎えたこの日、周防大島の桜を撮影しに行きたいと思って、周南市から下松市経由で撮影に出かけました。
この記事では、山口県内各地の桜写真を中心にご紹介します。
(2022年4月3日撮影)
東川緑地公園の桜と鉄道のコラボ(周南市)
周南市街中心を流れる東川は数百mに渡って桜並木があり、南側は周南コンビナートの工場と山陽本線、山陽新幹線と接しています。
山陽本線と桜
こちらは桜並木と山陽本線のコラボ。
山陽本線は濃黄色の115系近郊型電車から、シルバー地に赤いポイント塗装の227系近郊型電車に置き換わりが進んでいます。
この日は桜とのコラボということで227系を待ってみました。
ハローキティ新幹線と桜
山陽新幹線では、500系の車両をピンク色に塗装したハローキティ新幹線が博多~新大阪を1日1往復走っています。
ピンクのリボンをイメージした塗装で、地域を「つなぐ」「結ぶ」という思いが詰まったデザインだそうです。
桜の季節には、ハローキティ新幹線と桜のコラボが良い感じ♪
記念の杜のシダレザクラ(下松市)
下松市の華陵高校に隣接している記念の杜は、800本のシダレザクラが見事です。
市民の皆様が参加して、平成13年12月にシダレザクラの苗木を植樹されたそうです。
山口県道41号下松鹿野線から一望でき、一面のシダレザクラと下松の街並み、そして瀬戸内海の景色も遠望できます。
周防大島大橋と桜(周防大島町)
周防大島大橋を渡ると鮮やかな桜が出迎えてくれます。
瀬戸公園の桜(周防大島町)
周防大島の入り口、飯の山の麓にある大多満根(おおたまね)神社の境内は瀬戸公園として整備されており、桜のシーズンには一帯が桜に彩られます。
帯石観音の蛇桜(周防大島町)
周防大島にある帯石観音には、蛇桜(へびざくら)と呼ばれるシダレザクラがあります。
蛇桜は、こころのよくない人が参詣して、この下に来ると桜の木が蛇の形に見え、足が進まなくなると言われているそうです。
帯石観音は嵩山にあり、高台からは桜とともに瀬戸内海の風景も見ることができます。
オレンジロードの桜
周防大島の高台を中心にオレンジロードという愛称で親しまれる広域農道が整備されています。
瀬戸内海の風景やみかん畑を見ることが出来ますが、道路脇には桜が植えられているところもあります。もっと良いポイントがありそうなので、来年以降に再訪したいと思っています。
周防大島なぎさパークの桜
周防大島の伊保田地区には陸奥記念館、なぎさ水族館、陸奥キャンプ場を中心とする周防大島なぎさパークが整備されています。
陸奥記念館
陸奥記念館は、当時世界最高性能と言われた日本を代表する戦艦であった「戦艦陸奥」に関する施設です。
「戦艦陸奥」は、昭和18年に周防大島の沖で原因不明の爆発により1121名の乗員とともに沈没しました。遺族や生存者の熱意で、戦艦の主砲や艦隊のほとんどが引き揚げられ、その資料が記念館に保存されています。
周辺には桜が植えられており、瀬戸内海の島々を遠望しながらの花見も楽しめます。
なぎさ水族館
なぎさ水族館は、周防大島の漁師さんなど地元の方が採取された魚やヒトデ、ナマコ等を展示している小さな水族館です。
子どもが水族館に行きたいと言ったので訪問してみましたが、おかげで陸奥記念館周辺の桜を楽しむことが出来ました。
周防大島に日本最大の群生地があるニホンアワサンゴも展示されています。
周防大島の海岸沿いの桜
周防大島は、国道437号線をはじめ海岸沿いに道路が整備されており、海岸沿いをぐるっと島内周回することが出来ます。
道路沿いにはところどころに桜があり、瀬戸内海の風景やみかん畑などを見ながら春の風景を楽しむことが出来ます。
写真撮影に使った機材
まとめ
山口県各地で桜が満開になった4月3日、周南市を起点に下松市、周防大島の桜を楽しんで来ました。
行ってみたかった周防大島にも行くことが出来ましたが、回りきれなかった桜の名所もいくつかあり、来年以降に再訪したいと思います。