こんにちは!EOSで撮る風景写真 のブログを運営しているfujiです。
3月後半の週末、ベストシーズンのミツマタ群生地と咲き始めた桜の写真を撮りたいと思って、デジタル一眼レフカメラを持って山口県の美祢市~長門市を中心に巡りました。
撮影した写真を中心にご紹介します。
(2022年3月27日撮影)
ミツマタ群生地で絶景を堪能する
3月中旬から後半に掛けては、ミツマタの季節です。
山口県でもミツマタ群生地があり、爽やかな香りの中で幻想的な風景の撮影を楽しみました。作品作りという面でも色々と変化のある撮影が出来る大好きな撮影地です。
知る人ぞ知るという撮影地でしたが、山登りへ向かう人、写真撮影をする人がたくさんいました。
名水百選「別府弁天池」
別府弁天池は、美祢市の神社の境内にある周囲約40mの池です。
断層沿いに流れてきた地下水が湧き出していると言われており、コバルトブルーの非常に澄んだ水が特徴的です。
江原ウバーレ集落
カルスト大地には雨で石灰岩が溶けて出来たドリーネと呼ばれる窪地がありますが、それが連なったものはウバーレと呼ばれます。
秋吉台の付近にはウバーレの中に集落が見られることがありますが、江原(よわら)地区はその代表的な場所です。
江原ウバーレ集落は川のない独特の地形に形成された集落で、高台からウバーレの中に密集した集落の様子を見ることが出来ます。
向津具半島の棚田
長門市の北西、向津具(むかつく)半島は地すべり地形で知られる棚田地帯です。
海岸に向かって棚田が開かれている風景はまさに絶景といった感じ。全国的にも有名な東後畑の棚田の他にも多数の棚田があります。
こちらは、棚田や溜池を見下ろす高台に陽光桜があるところ、お気に入りの風景です。
本郷の棚田(つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~)
たまたま通りかかって撮影した漁港の集落の背景に立ち上がる棚田ですが、帰宅後に調べてみると「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」(ポスト棚田100選)で選定された長門市向津具半島の「本郷の棚田」でした。
山口県独特の水田放牧が行われているそうです。地域のご迷惑にならぬよう注意しながら棚田の上からも撮影したいなと思いました。
中ノ森地区の棚田(やまぐちの棚田20選)
やまぐちの棚田20選に選定されている中ノ森地区の棚田は、日本海を見下ろす形になっている棚田です。
暴風垣としてシャシャキ(ヒサカキ)が植えられた独特の風景が見られます。
今回は棚田に菜の花がありました!
長門の海景
棚田風景を見た後は、特に宛があった訳でもありませんが向津具半島の海岸沿いをドライブしました。
川尻岬
川尻岬は、本州最西北端に位置する日本海をバックにしたダイナミックな風景を見ることができる岬です。
今回は木々に緑が回復する前でしたが、新緑の季節は良いだろうな等と思いました。向津具半島の北端に位置するところですが、また訪れたいと思います。
油谷島
向津具半島の先端に陸続きの「油谷島」があります。
道が細く起伏が多いところですが、ぐるっと一周できるので日本海の海景を楽しみながら写真を撮りつつ廻りました。
俵島を見下ろす高台から撮ってみました。奥に見えるのは角島大橋です。
長門湯本温泉で桜撮影を楽しむ
この日は長門市の陽光桜を撮ったら、萩市の早咲きの桜を撮ろうと計画していましたが、向津具半島をウロウロしているうちに時間が厳しくなったので路線変更。
行く時に通りかかった際に桜が咲いてきているなと思った、長門湯本温泉で桜撮影をしました。
少し早い感じもありましたが、音信川沿いの桜が良い感じでした。
写真撮影に使った機材
EOS R6と24-105、70-200のF4ズームを持って気楽な撮影を楽しみました。
このトリオがあれば、大抵の撮影には対応できます。
広角は、EFレンズを使用中です。アダプタ経由でEF17-40mm F4L USM を使いました。
まとめ
3月後半の山口県、美祢市~長門市を中心に写真撮影を楽しみました。
ミツマタ群生地、長門の棚田や海沿いの風景、そして長門湯本温泉での桜と盛りだくさんの撮影となりました。