こんにちは!EOSで撮る風景写真 のブログを運営しているfujiです。
デジタルカメラの画質は高画素化するとセンサー素子1つ1つが小さくなり、高感度撮影時のノイズ耐性が低下するという課題があります。
キヤノンのカメラでは EOS 6D のセンサー画素数が約2020万画素と比較的少なめで、長らく高感度番長とされてきました。
EOS R6 は、デジタル一眼レフフラッグシップモデル「EOS-1D X Mark III」搭載のフルサイズCMOSセンサーをカスタマイズした有効画素数約2010万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載しており、非常に優れた高感度耐性を有しています。
この記事では特に高感度耐性が要求されるホタルや星景写真の作例を中心にご紹介します。
EOS R6 でのホタル撮影
EOS R6 でヒメボタルの撮影にチャレンジしました。
ヒメボタルは光の強さが弱く、点滅しながら飛ぶのでF1.4クラスのレンズを使ってもISO1600~2500程度の高感度撮影が必要になります。
EOS R6 で撮影した写真は熱ノイズが非常に少なく、現像時にノイズ低減処理もほとんど必要ありません。このため、ディテールを失うことなく、キレイな写真に仕上げることが出来ます。
この作例はゲンジボタルを撮影したものです。
ホタルを撮影する時は少し明るさが残る時間帯に背景を撮影し、暗くなってから撮影したホタルの光と比較明合成することが多いです。しかし、この日は撮影地に到着した時間帯が遅く、事前に背景を撮ることができませんでした。
ホタルと背景を一発撮りしましたが、元データにノイズが殆どなかったので暗部にノイズが載ることもなく良い感じに仕上がりました。
EOS R6 で星空のある風景、星景写真を撮影
天の川のある星景写真も高感度を要求される場面になります。
高感度耐性の低いカメラで撮影するとノイズ処理に頭を悩ますことになりますが、EOS R6 はノイズを気にすることなく写真を仕上げることが出来した。
まとめ
EOS R6 は有効画素数約2010万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載しており、非常に優れた高感度耐性を有しています。
高感度撮影が必要なホタルや星景写真を撮影する方にはオススメです!