こんにちは!EOSで撮る風景写真 のブログを運営しているfujiです。
キヤノンから発売されている EOS R6 について興味はあるけど、実際に買うかどうかは迷っていませんか?
この記事では EOS R6 の購入体験と風景写真撮影のレビューに関するものです。
現状、EOS R6 と RFレンズが品薄になっており、私はカメラのキタムラ インターネット店で中古品を買いました。これまで使ってきたカメラは EOS 6D ですが、約10年ぶりの更新となりました。
EOS R6 は操作感はEOSの伝統的な使い勝手を引き継ぎ、期待通りに高感度耐性に優れているので購入して良かったと感じています。
EOS R6 を買うべきか悩んで購入!
EOS R6 と RF24-105mm F4 L IS USM や RF 70-200mm F4L IS USM を購入しましたが、意外と入手が難しかったので購入体験記を書かせて頂きます。
当初、中古価格が下がっていないし新品での購入を考えていました。
しかし、「取り寄せ」になっていたり、「在庫あり」となっていたとしても2~3ヶ月待ちといった状況で購入するのが難しい状態でした。(2021年12月末時点)
そのため、私はカメラのキタムラ インターネット店で中古品を注文するという選択をしました。
中古カメラ・レンズは新品よりも若干値段が安いという面もありますが、一番のメリットは現品在庫があれば直ぐに買えるという点です。カメラのキタムラ ネットショップで確認したところ、運良く在庫があるタイミングを捉えることが出来、無事に状態の良いカメラとレンズを買うことが出来ました。
カメラのキタムラ インターネット店はネット注文したものを近所にあるカメラのキタムラへ取り寄せ、現物を手にとって確認し納得してから購入できるのでオススメです。
EOS R6 の大きさや重さ
上の写真は EOS R6 と 6D のサイズ感を 24-105mm F4 のレンズとともに比較したものです。
EOS R6 は、コンパクトと言われていた EOS 6D よりも更に一回り小さくなっています。
カメラ本体の重量はEOS R6 が680g、6Dが765gと85gほど軽量になっています。
また、 24-105mm F4 のレンズの重さは、RF24-105mm F4 L IS USM が700g、EF24-105mm F4L IS II USM が795gと95gほど軽量になっています。
合計重量はRFシステムの組合せが1380g、EFシステムが1560gと1割(180g)程軽量になっています。
実際の撮影時も肩や首に対する負担を軽減できているのを実感でき、大きなメリットだと思います。
EOS R6 対応レンズのオススメ
EOS R6 をはじめとする EOS R システムに対応しているレンズは、キヤノンの RFレンズになりますが、中でもおススメなのがRF小三元等とも呼ばれるズーム全域が開放絞りF4のズームレンズです。
開放絞りF4のズームレンズは携行性と高い描写力を兼ね備えており、コンパクトで高画質なセンサーをもつEOS R6にピッタリです。
EOS R6 でEFレンズを活用
EOS R6 でEFレンズの資産を活用したい時は、マウントアダプター「EF-EOS R」を活用すると、EOS R6 をはじめとするRFマウントのデジタル一眼カメラにEFレンズを付けて快適撮影をすることが出来ます。
EOS R6 の高感度耐性
EOS 6D を使用してきた私が新しいカメラに乗り換えずに使い続けて来たのは、6D の高感度耐性が非常に優れているためでした。EOS R6 は6D に対して優位性があると判断して購入しました。
実際に、自身でダークフレームの撮影をしてみても、やはりISO感度6400以上になるとEOS R6 の高感度耐性が格段に良いという結果になりました。
EOS R6 で撮制した風景写真の作例
EOS R6 で撮影した作例をご紹介します。
瀬戸内海に沈む夕日
ファインダーがEVFになるのを少し懸念していましたが、明るくクッキリ見えるので快適でした。追従性も良く違和感なく、OVFと同じように撮影することができます。
明暗差の大きな被写体ですが、EOS R6の広いダイナミックレンジでキレイに写すことが出来ました。
白梅の花を望遠マクロ的に撮る
RF70-200mm F4L IS USM との組み合わせで撮ってみましたが、望遠マクロ的な撮影もバッチリでした。ボディ内の手ブレ防止機能も加わったので、EF70-200mm F4L IS USM よりも更に安定した撮影が出来るように感じました。
河津桜とメジロのサクジロー写真
河津桜の撮影に行った時に2分咲きといった状況でサクジロー写真の撮影を楽しむことにしました。EF-EOS R のマウントアダプター経由で EF400mm F5.6L を付けてみましたが、大きな違和感もなく撮影が出来ました。ピント合わせも問題なくスムーズな撮影が出来ました。
EOS R6 の不満なところ
どんなモノにも良いところ・十分でないところがあります。
EOS R6 は本当に良いカメラですが、当然ながら何一つ欠点がない訳ではなく、いくつか不満な点があります。
EOS R6 の不満なところは以下のような感じです。
- 対応するサードパーティレンズが少ない
- 純正のRFマウントレンズが高い
- RFマウントのレンズリアキャップが取り付けにくい
逆に言うと、これくらいしか不満がないという感じでもあります。
EOS R6 の2022年カメラ売上ランキング
マップカメラ2022売上ランキング(カメラ編)によると、EOS R6は7位という状況でした。発売から3年が経過しましたが、良いカメラなのでまだまだ現役です。
EOS R6 Mark II が発表されたけど、どうする?
2022年11月2日に EOS R6 Mark II が発表されました。「マイナーチェンジレベル」あるいは「凄いぞ」と色々な声が聞こえてきますが、R6ユーザーがどう感じているかを書いてみたいと思います。
結論としては、凄く興味があるものの、「このまま R6 を使い続ける」というのが今の私の率直な思いです。
EOS R6 Mark II は電池寿命の向上、画素数アップ、オートフォーカスのトラッキング性能アップと魅力的な特長が盛り込まれた良いカメラだなと思います。しかし、EOS R6 で十分に満足できている状況下で敢えて買い換えるかというと、その必要まではないと感じています。
まとめ
この記事では、EOS R6 の購入体験記から高感度耐性、風景写真撮影のレビューを中心にご紹介しました。
EOS R6はEOSの伝統的な操作感を引き継ぎ、期待通りに高感度耐性に優れているので購入して良かったと感じています。