こんにちは!EOSで撮る風景写真 のブログを運営しているfujiです。
普段持ち歩くカメラとして、スマホ(スマートフォン)で十分と思いつつコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)を買おうか迷われていませんか?悩みが生じたときにはコンデジを買うことをオススメします。
この記事では、スマホとデジタル一眼カメラというスタイルだった私がコンデジ購入を思い立ったキッカケや購入を決意した理由をご紹介します。
コンデジ購入をしたいと思ったキッカケ
コンデジ購入をしたいと思ったキッカケが2つありました。
iPhoneのカメラで撮影した写真の画質
コンデジを買いたいと思うキッカケになったのはこちらの写真です。
最初は絵画のような面白い写真が撮れたと思いましたが、冷静に考えてみると望遠側に目いっぱいズームした写真です。デジタルズームでクロップされて画素数が少ない状態の写真になったのだと気づきました。
※最近のスマホカメラはレンズが複数付いているものもありますので、こういったケースは緩和されていますが・・・。
デジタル一眼を持ち運ぶ大変さ
私が使っているデジタル一眼は比較的コンパクトな EOS R6 ですが、それでも RF24-105mm F4L IS USM などと組み合わせると重さが1.5kgとなります。
またコンパクトとはいえ、ビジネスバッグ等に入るような大きさではなく日常持ち運ぶには厳しい大きさです。
一度、出張の際に持って行ってみたのですが、カバンを2つ持つことになり気軽に持ち運ぶという感じではないと思いました。
コンデジとスマホの違いを比較
コンデジとスマホはそれぞれカメラとしての機能を持っていますが、それぞれの特長を比較してみます。
コンデジとスマホのサイズや重量
横幅や高さは機種によりけりですが、最近のスマホは大画面のものも多くコンデジの方がコンパクトといった場合も多々あります。
コンデジ、スマホの各機種毎にサイズが異なりますので一概には言えませんが、厚みという面ではスマホが圧勝というケースが殆どです。
重量の面ではスマホの方が軽いものが多いですが、軽量なコンデジとスマホだと同等レベルといった場合もあり得ます。
●スマホのサイズと重さ(iPhone15を例に)
項目名 | 高さ | 横幅 | 厚み | 重さ |
---|---|---|---|---|
iPhone 15 | 147.6mm | 71.6mm | 7.80mm | 171g |
iPhone 15 Plus | 160.9mm | 77.8mm | 7.80mm | 201g |
iPhone 15 Pro | 146.6mm | 70.6mm | 8.25mm | 187g |
iPhone 15 Pro Max | 159.9mm | 76.7mm | 8.25mm | 221g |
●コンデジのサイズと重さ(Canon Powershot Gシリーズを例に)
項目名 | 横幅 | 高さ | 厚み | 重さ(電池込) |
---|---|---|---|---|
Powershot G1 X Mark III | 115.0mm | 77.9mm | 51.4mm | 399g |
Powershot G5X Mark II | 110.9mm | 60.9mm | 46.0mm | 340g |
Powershot G7X Mark III | 105.0mm | 60.9mm | 41.4mm | 304g |
Powershot G9X Mark II | 98.0mm | 57.9mm | 31.3mm | 206g |
コンデジとスマホのセンサーやレンズ
最近ではコンデジ、スマホともに大型のセンサーと明るいレンズが搭載される傾向になっています。
スマホの場合
iPhone14Proを例にとると、メインカメラである広角(35mm換算24mm、F1.78)ではサイズ 1/1.3型、48MP(4800万画素)のCMOSセンサーが搭載されています。
単焦点レンズが複数搭載されており、メインカメラではコンデジで採用されるようなサイズのセンサーが使われていますが、サブの超広角や望遠のカメラには小さいセンサーが使われています。
コンデジの場合
一方、Canon Powershot Gシリーズ では 1型~APS-Cのセンサーが搭載されています。レンズは広角端が35mm換算で24mmまたは28mm、望遠端が35mm換算で72-120mmと標準ズーム相当のレンズが付いています。
他にもマイクロフォーサーズ~フルサイズの大型センサーが搭載されたコンデジが各社から発売されていますが、リコーの GR III、ソニーの RX1RII、ライカの Q2 などはいずれも単焦点レンズがついており、画角はクロップによって対応するようになっています。
コンデジとスマホのどっちを選ぶ?
元々スマホとデジタル一眼カメラという2つのカメラを持っていた私ですが、改めてコンデジとスマホの特長を比較検討しました。
結果として、以下のポイントを満たせるのはコンデジという結論になりました。
- 大型センサーを搭載している
- 絞りを調整できる
- デジタルズームやクロップではなく光学ズームで画角を調整できる
実際に買ったのは、PowerShot G9 X Mark II です。
コンデジとスマホの使い分け
私はスマホ・コンデジ・デジタル一眼という3種類のカメラを使っています。
コンデジの使い方
普段使いで持ち運ぶカメラとしてはスマホとコンデジの2種類ですが、スナップ写真を中心に写真を撮るカメラにはコンデジを使っています。RAWデータでの記録をし、自宅に帰ってからLightroomで仕上げるようにしています。
撮り方によっては作品撮りにも使えると思いますが、気負わずに楽しく撮影しています。
スマホカメラの使い方
スマホのカメラも使う時があります。通信機能があるというスマホの特性をいかしたい時にはスマホのカメラで撮影をします。
SNSへの投稿
その場でSNSなどへ投稿したいときは、スマホのカメラで撮影しTwitterなどへ投稿します。
メモ代わりとして
また、特に構図や画質にこだわりがなく、メモとして使いたい時はスマホのカメラで撮影し、電子メールでPCへ送るといった使い方をしています。メモ帳を取り出して手で書かなくても良いというのは大きなメリットです。
まとめ
この記事では、スマホとデジタル一眼カメラというスタイルだった私がコンデジ購入を思い立ったキッカケや購入を決意した理由をご紹介しました。
大型センサーを搭載している、光学ズームで画角を調整できる、コンパクトなボディという特長をもつコンデジを持つことで、気軽にスナップ撮影を楽しむことが出来ます。