こんにちは!EOSで撮る風景写真 のブログを運営しているfujiです。
2022年秋は、広島県の北広島町へ紅葉狩りへ出かけました。
古保利薬師で紅葉狩りを楽しんだ後は、千代田開発センターへ移動し広島・島根交流神楽の紅葉狩りを鑑賞しました。
(2022年11月20日撮影)
古保利薬師で紅葉狩り
古保利薬師は広島県北広島町にあり、平安時代に弘法大師によって開基されたと伝えられる寺院です。
境内には樹齢1000年を誇る大楠などの見所がたくさんあり、特に、秋の紅葉シーズンには境内の紅葉が美しく色づきます。
この日は薬師堂や本堂の周辺の木々が紅葉し、鮮やかな赤や黄色に染まっていました。
広島・島根交流神楽
広島・島根交流神楽は、広島県と島根県の神楽団が交流し伝統芸能である神楽を披露するイベントです。
2022年11月20日は千代田開発センターホールで開催され、北広島町の有田神楽団「紅葉狩り」と安佐北区の宮乃木神楽団「走り水」が上演されました。
紅葉狩(有田神楽団)
北広島町にある有田神楽団は、1588年に伝わる神楽台本「荒平の舞詞」を起源とする神楽団で、町内の神社を中心に神楽を奉納しています。
広島県の神楽演目「紅葉狩」は、ひろしま神楽の代表的な演目の一つです。
平維茂が従者を連れて信州戸隠山で鹿追いをしていると、鬼女が化けた美女達に紅葉狩の酒宴に誘われ、酒に酔ってしまいます。維茂の夢に八幡大菩薩が現れお告げとともに神剣を授けられ、本性を現した鬼女達と戦い退治をするというお話です。
有田神楽団の「紅葉狩」は、紅葉の葉を舞わせる演出が印象的でした。
走り水(宮乃木神楽団)
宮乃木神楽団は広島県広島市安佐町飯室の野原八幡神社を御祭神として設立された神楽団体です。
「神楽の持つ精神・技術を継承しつつ、新たなる神楽の可能性を求めて地域文化の発展・創造に貢献する」ことを目的とし、他の神楽団体との共演やお祭りなどのイベントにも参加されている神楽団です。
日本武尊が相模国を平定して更に東へ向かうため、走り水(東京湾入口)から上総国へ向かおうと船を漕ぎ出すと次第に波が荒くなり、海へ引き込まれそうになります。
荒れる海の化身である鬼神と武尊が戦っている最中、后である弟橘姫が武尊の武運を祈りながら荒れ狂う海に身を投げると海が静かになり、武尊が乗った船は無事に上総国に着くことが出来たという話です。
宮乃木神楽団の「走り水」は鬼神の迫力が凄く、良い感じの写真が撮れました。
写真撮影に使った機材
まとめ
広島県の北広島町へ紅葉狩りへ出かけました。
古保利薬師で紅葉の写真を撮影し、千代田開発センターで行われた広島・島根交流神楽の「紅葉狩」と「走り水」を鑑賞しました。