富山城址公園にある富山市郷土博物館です。
昭和29年に開催された富山産業博覧会が開催された際、富山のシンボルにと鉄筋コンクリート構造による模擬天守が建てられ、通称「富山城」と呼ばれることになったそうです。
今は、郷土博物館として利用されています。郷土博物館としての展示はなかなか良い感じでした。
富山城は16世紀中ごろ越中東部への進出を図る神保長職により築かれたとされています。
江戸時代には富山前田家の居城だったとのこと。幾度かの火災等で、現存しているのは、千歳御殿の門のみだそうです。
個人的には、鉄筋コンクリート作りの天守よりも、こちらの石垣の方が見て満足感あり・・・。
唯一現存する江戸期からの建築物、千歳御殿の門。
10代藩主の隠居所として東出丸に隣接して建てられたものだそうです。